ランチア・イプシロンがアウディA1やスズキ・スイフトを上回る販売台数を記録(本国にて)

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レーダーの目をくぐり抜けてきたかもしれないが、この小さなシティカーは ランチア は自国内で、外国のライバルを鼻にかけている最中なのだ。 2025年4月、イタリアでの新型ランチア・イプシロンの登録台数は1,084台で、スズキ・スイフトの858台、アウディA1の774台を上回った。 このランキングは、前月からの傾向を裏付けるもので、イプシロンは現在、イタリア市場で2台のライバルを圧倒している。

イタリア、イプシロンの難攻不落の砦

我々は4月にすでにこう言っていた。 イプシロンはまだ欧州のビッグリーグで活躍していない。ドイツなどの市場にはまだ進出しておらず、イタリア以外でのデビューもまだ臆病である(1月から4月にかけてフランスで350台、スペインで319台)。しかし イタリアランチアは、より大きく、よりモダンで、より技術的に進歩した新しいシティカーで再び脚光を浴びている。

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2025年1月から4月にかけて、4,010台のイプシロンがイタリア市場に登録された。 ちなみに、スイフトは3,700台、アウディA1は3,444台である。つまり、このトリオのヒエラルキーは事実上逆転したのである。

国際的にスタートアップがかなり遅い

ランチアは国内での成功を喜ぶことができるが、国際的な販売は依然として難題である。イタリア国外での販売台数はまだ控えめで、同時期にフランスで登録されたイプシロンはわずか350台、スペインでは319台である。また、このシティカーがドイツ市場から目立って姿を消していることにも疑問が残る。イプシロンは明らかに知名度不足に苦しんでいる。

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シティカーのトップ3にはまだ遠い

しかし、まだ奇跡を叫ぶのはやめよう。 プジョー208は依然としてイタリアを代表するシティカーである、 1月から4月までの販売台数は15,303台。オペル・コルサ(10,455台)、ルノー・クリオ(10,005台)を上回っている。イプシロンはトップ10の最下位にとどまっているが、毎月のように順位を上げている。またイタリアでは、新型イプシロンが25,000ユーロから、プジョー208が17,200ユーロから、ルノークリオが19,000ユーロからとなっている。これらの価格では、後者2台は非ハイブリッドエンジンと、よりエントリーレベルの装備が用意されている、 イプシロンがプレミアム・カードを使うとき。

何よりも、もはや先代と同じカテゴリーではない。その高級化は明らかであり、台数比較は慎重に扱うべきである。

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イタリアにおけるランチア・イプシロンの2024年1月から2025年4月までの登録台数。Italpassionの数字。

ランチア、(イタリアの)賭けに成功?

老舗のライバルを相手にした地元での初勝利は、ブランドにとって力強いシグナルだ。イプシロンはもはや瀕死の生き残りではなく、多目的なシティカーのセグメントにおける真剣な競争相手なのだ。イプシロンがイタリア国外での販売増に成功し、母国での販売も軌道に乗れば、このブランドはイタリアを代表するブランドとなるに違いない、 ランチアのルネッサンスは本当に形になるかもしれない。


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5 意見 "ランチア・イプシロンがアウディA1とスズキ・スイフト(本国)を上回る" に掲載されました。

  1. 1970年以来、英国で最後までさまざまなランチアを所有し、そのどれもが英国チズウィックのチェッカーフラッグで新車で購入したもので、何の問題もなかった。幸運を祈る。

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  3. 事実、販売台数は旧型Yよりはるかに少ない。フランスではこの車を買うのは自殺行為に近い。このクルマを売る数少ないCCは、このイタリア車など眼中にないCCなのだ。それに個人的には、208が20km走るのに、80kmも走って買うなんて考えられない。

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