中東では、1000万$と推定されるユニークなパガーニ・ゾンダ760リビエラがオークションにかけられる(5回目)。

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アブダビで開催される特別なオークションで、1,000万ドル(約10億円)近い値がつくと推定される、唯一無二のイタリア製ハイパーカーが世界の富裕層コレクターを興奮させることになりそうだ。その パガーニ 2025年12月2日から5日まで、F1グランプリとアブダビ・コレクターズ・ウィークに合わせて、サザビーズが希少中の希少車、ゾンダ760リビエラを展示する。今回、このスーパーカーは単独ではなく、同じく贅沢な宝石やダイヤモンドとステージを共有することになる。

コレクターにはすでにおなじみのハイパーカー

パガーニ・ゾンダ760リヴィエラは市場に初登場したわけではない。1年も前に、同じ車がケルペンのドイツディーラー、アミアン・コレクション・カーズによって売りに出された。当時の広告では、わずか907kmという軽微な走行距離と、パールホワイトのボディにブルーのアクセントと露出したカーボンファイバーをあしらった「ワンオフ」というユニークなキャラクターが強調されていた。インテリアは、ブルーのアルカンターラとブラックのレザーを組み合わせ、スポーティでありながら洗練されたコントラストを生み出している。

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2019年、このゾンダ・リヴィエラはすでに588万ドル(約500万ユーロ)で落札されていた。その後、2025年の初めには、このクルマは約1000万ユーロと見積もられていたが、最終的な売却価格は伝えられていなかった。数カ月後、この車は再び国際市場に、今度は中東に登場した。走行距離が非常に少ないにもかかわらず、リヴィエラは2017年に初めて登録されて以来、すでに5人の異なるオーナーがいる。そして2025年2月の販売から今日までの間に、この車は907kmから...908kmになったことになる!

ロードカーというより憶測の対象?

その彫刻的なラインの下に、リビエラは咆哮を上げるエンジンを隠している。メルセデスAMGが誇る7.3リッター自然吸気V12エンジンは750bhpを発生し、7速XTRACシーケンシャルギアボックスと組み合わされる。0-100km/h加速は3秒以下、最高速度は350km/hを超える。真のメカニカル・モンスター......現実には、レーストラックよりも高級ガレージで眠っているようだ。

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8年間で走行した距離はわずか907km。歴代のオーナーが乗り継いできたこのリヴィエラは、ハイパーカーが金融資産に変貌し、希少性や独占性がドライビング体験以上に重視される投機の対象になるという、最近増えつつある現象を完璧に物語っている。

ハイパーカーとダイヤモンドが混在するセール

アブダビでは、リビエラ以外にも、130万ドルから160万ドルと推定されるアストン・マーチンOne-77や、F1 2026やインディカーなどマクラーレンの署名入りコンペティションカーなど、豪華な出品が予定されている。しかし、このセールを際立たせているのは、スーパーカーと宝飾品という意外な組み合わせだ。

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出品される宝石の中には、「デザート・ローズ」と呼ばれる31.86カラットのファンシー・ビビッド・オレンジピンク・ダイヤモンドがあり、その価値は500万ドルから700万ドルとされる。全部で2,000万ドル以上の貴重品が販売される予定である。

サザビーズがアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビを、同地域初の大規模な自動車と宝飾品のオークションに選んだのは偶然ではない。このイベントは、アブダビがF1、金融、アート、ラグジュアリーの中心地となる週に開催され、オークションとプレステージの世界的な拠点となる野望を裏付けるものとなった。

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